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自分語りとは?意味と、なぜここまで嫌われるのか

自分語りとは、話の流れとは関係なく、 自分の体験や事情を長く話し続けることを指す言い方です。

もともとは匿名掲示板やSNSで使われ始めた俗語で、 辞書の見出し語として定義が固まっている言葉ではありません。

そのため「どこからが自分語りなのか」は人によってずれます。 このずれが、揉めごとの元にもなっています。

この記事は、する側・される側のどちらにも向けて書いています。 自分の話をしてしまう人が読んでも、 人の話に付き合わされている人が読んでも、成り立つように整理しました。


自分語りの意味は「話の主語が入れ替わること」にある

自分語りの意味を一言でまとめると、 **「相手の話だったはずのものが、いつのまにか自分の話になっている状態」**です。

体験を話すこと自体は自分語りではありません。 問題になるのは、次のような入れ替わりが起きたときです。

  • 相談されていたのに、自分の似た経験の話に移っている
  • 感想を求められた場面で、自分の事情の説明が始まっている
  • 相手が話し終える前に、自分の番になっている

つまり話題の所有権が移動していることが、 この言葉で指されている中身です。


この言葉が広まった場所

自分語りという言い方は、 匿名掲示板・SNSのコメント欄で定着したとされています。

匿名の場は、誰が話しているかが分からないぶん、 「この人の事情はいま関係ない」と感じられやすい構造があります。 そこで名前が付いたのが、この言葉です。

  • 隙あらば自分語りとは?元ネタとネットでの使われ方
  • なんJ・5chの自分語りはどう扱われているか
  • 自分語り乙・金賞とは?ネットスラングとしての使われ方

自分語りが嫌われる理由は「中身」ではない

嫌われているのは、話の内容そのものではありません。

同じ体験談でも、 面白いと言われる人と、うんざりされる人がいます。 違いはここにあります。

受け入れられる話自分語りと言われる話
目的相手に何かを渡している話し手が話し終えることが目的
長さ相手の反応で調整される決めた分量を最後まで話す
位置相手の話を進める材料になる相手の話を止めて割り込む

つまり「読み手・聞き手にとっての意味が用意されていない」ときに、 その話は自分語りと呼ばれます。

このことは、次の記事で個別に扱っています。

  • 自分語りがうざいと言われる理由|何が引っかかるのか
  • 自分語りの何が悪いのか?批判される点を整理する
  • 自分語りはなぜ嫌われるのか|聞き手側の事情から見る

似ているが別のもの

自分語りと混同されやすい言葉が3つあります。 線引きを知っておくと、自分がどれをしているのか分かりやすくなります。

  • 会話泥棒……相手の話題を奪う行為。自分語りより範囲が狭い
  • 自己開示……心理学の用語で、関係を深めるために自分の情報を出すこと。目的が違う
  • マウント……上下関係を作ろうとする行為。自分語りには上下の意図がないこともある

それぞれの違いは、以下で詳しく書いています。

  • 会話泥棒と自分語りの違い|似ているが別のもの
  • 自己開示と自分語りの違いとは?線引きはどこにあるか
  • どこからが自分語りなのか|線引きの目安

「自分が自分語りをしているかもしれない」と思ったとき

気づいた時点で、直せる部分はかなりあります。

自分語りをやめたいと考える人の多くは、 話したい気持ちが強すぎるのではなく、 話す場所と量の見当がついていないだけのことがあります。

  • 自分語りをやめたい人が最初にやること
  • 自分語りの直し方|会話の主語を戻す練習
  • 自分語りをして後悔した夜に|次にどうするか

そして、話したい内容そのものを消す必要はありません。 場所を変えれば、同じ話が読まれるものになります。

  • 自分語りができる場所はどこにあるのか
  • noteやブログの自分語りは読まれるのか

人の自分語りに付き合わされている側へ

こちらは「される側」の話です。

相手を変えるのは難しいので、 自分の消耗を減らす方向で対処するほうが現実的です。

  • 自分語りをされたときの返し方|角を立てずに流す
  • 聞き役に回るコツ|自分語りを受け流す技術
  • 自分語りするおじさんの心理と、その場での受け流し方
  • 自分語りしかしない人・ばかりする人との付き合い方

まとめ

  • 自分語りとは、話の主語が相手から自分に入れ替わった状態を指す俗語
  • 辞書に定義がある言葉ではなく、どこからが自分語りかは人によってずれる
  • 嫌われる理由は中身ではなく、聞き手にとっての意味が用意されていないこと
  • 会話泥棒・自己開示・マウントとはそれぞれ別のもの
  • する側・される側のどちらの立場かで、読むべき記事が変わる

関連

  • 隙あらば自分語りとは?元ネタとネットでの使われ方
  • 自分語りが多い人の特徴|共通しているのは話の入り口
  • 自分語りしない人はなぜしないのか|黙っている人の中身
  • 自分語りのコピペ・例文集|ネットで定番化した型