自分語りが苦手・できない人|逆側の悩みを考える
この記事は「する側」の話です。 ただし、しすぎて困っている人ではなく、まったくできない人に向けて書いています。
自分語りは嫌われるものとして語られがちですが、 自分語りができないことで困っている人もいます。
雑談で自分の話題を振られたときに何も出てこない、 自己紹介の場面で固まってしまう、といった悩みです。
自分語りが苦手な人に共通していること
苦手だと感じている人の多くは、話す材料がないわけではありません。
止まっている場所は、たいてい次のどれかです。
- 自分の話に価値があると思えず、出す前に取り下げている
- 相手が興味を持っていない可能性を先に考えてしまう
- 話し始めても、どこで終わればいいのか分からない
- 過去に「自分の話ばかりだ」と言われた記憶が残っている
つまり材料の問題ではなく、出すかどうかの判断で止まっています。
嫌われる側の事情を知りすぎている人ほど、 自分語りがうざいと言われる理由を先回りして考えてしまう傾向があります。
自分語りができない状態は、悪いことではありません
話さないことを選んでいる人は、実際に一定数います。
聞き役に回るほうが楽だという人や、 自分の情報を出す相手を選んでいる人です。 この状態そのものは、直すべき欠点ではありません。
黙っている人が何を考えているかは 自分語りしない人はなぜしないのかで扱っています。
ただし、次の場合は困りごとになります。
・自己紹介や面接など、話すことが求められる場面がある
・話さないことで「何を考えているか分からない」と言われる
・本当は話したいのに、出せていない
出すか出さないかの基準を作る
苦手意識を減らす方法として現実的なのは、量を増やすことではありません。
出していい場面と、そうでない場面を先に決めておくやり方です。
| 場面 | 出す量の目安 |
|---|---|
| 相手が質問してきたとき | 質問された範囲で答える |
| 沈黙が続いているとき | 短い体験をひとつだけ出す |
| 相手が相談しているとき | 出さない。聞く側に回る |
この基準があると、 毎回ゼロから判断しなくて済むようになります。
線引きそのものの考え方は どこからが自分語りなのかにまとめました。
話す形式が合わないだけの場合もあります
会話が苦手でも、書く形なら出せる人がいます。
その場で組み立てて話す形式と、 時間をかけて整理してから出す形式とでは、必要な力が違うためです。
書く場所であれば、長さも順番も自分で決められます。 文章の形にする方法は noteやブログの自分語りは読まれるのかで扱っています。
まとめ
- 自分語りができないのは、材料がないからではなく出す判断で止まっているから
- 話さないこと自体は欠点ではなく、選択として成立している
- 困りごとになるのは、話すことが求められる場面がある場合
- 苦手意識を減らすには、量ではなく出す場面の基準を先に決める
- 会話が苦手でも、書く形式なら出せることがある