自分語りができる場所はどこにあるのか
この記事は「する側」の話です。 話したい内容があるのに、出す場所が見つからない人に向けて書いています。
自分語りができる場所を探している時点で、 話す欲求そのものは否定していないことになります。
問題は量ではなく、 会話という形式に全部を押し込もうとしていることにあります。
会話の場は、自分語りに向いていません
会話には、自分語りを妨げる条件がそろっています。
- 相手がその話題を選んでいない
- 長さを自分で決められない
- 途中で相手の都合が入る
つまり、会話は本来「交換」のための形式です。
一方向に長く話す用途には設計されていません。 そこで無理に話すと自分語りと呼ばれます。
なぜそう呼ばれるのかは 自分語りはなぜ嫌われるのかで扱っています。
聞き手がいる場所
話す形式のまま出せる場所もあります。
| 場所 | 特徴 |
|---|---|
| 同じ経験をした人の集まり | 前提の説明が要らない。話が通じる |
| 趣味のコミュニティ | その話題に限れば、長く話しても歓迎される |
| 有料の相談・カウンセリング | 聞くことが役割として決まっている |
共通しているのは、聞くことが前提になっている場所だという点です。
相手が聞く姿勢で来ているかどうかが、 同じ話の受け取られ方を分けます。
書いて残す場所
書く形式には、会話にない利点があります。
読み手が「読みたい」と思って開いているという点です。 途中で閉じる自由が相手にあるぶん、 最後まで読まれたときの意味が変わります。
ブログ・note … 長さを自分で決められる。検索から読まれる
日記・非公開 … 誰にも読まれない。出すこと自体が目的の場合に向く
SNS … 短い。連投すると会話と同じ問題が起きる
公開して読まれるかどうかは noteやブログの自分語りは読まれるのかで扱っています。 文章の形にする方向は 自分語りをエッセイにするという考え方にまとめました。
場所を分けると、会話のほうも変わります
出す先が複数あると、一つの会話に全部を出さなくて済みます。
自分語りが止まらない人の多くは、 話す先が一つしかない状態に置かれています。 その状態については 自分語りが止まらない・話が長いと言われる人へで扱っています。
まとめ
- 会話は交換のための形式で、一方向に長く話す用途には向いていない
- 聞き手がいる場所の条件は、聞くことが前提になっていること
- 書く形式の利点は、読み手が読みたいと思って開いていること
- ブログ・非公開の日記・SNSでは、それぞれ向いている内容が違う
- 出す先が複数あると、一つの会話に全部を出さずに済む