自分語りする上司・先輩への向き合い方
この記事は「聞かされる側」に向けて書いています。
職場で上司や先輩の話が長い場合、 友人相手のように切り上げることができません。 評価する立場の相手だと、態度に出すこと自体がリスクになります。
自分の話ばかりする人がいて職場で疲れる、という形で言葉にされることもあります。 相手が同僚の場合も、立場の差がないぶん動きやすいだけで、考え方は同じです。
ここでは、 立場の差があるという前提のまま使える対応を整理します。
職場の自分語りが厄介なのは、業務時間だからです
内容よりも、時間を拘束される点が問題になります。
友人であれば、聞いた時間は自分が選んだものです。 職場では、 聞いている時間ぶんだけ自分の作業が後ろに倒れます。
友人・家族 … 時間の使い方の問題
職場 … 業務量に直接はね返る
そのため、感情の問題として扱うより、 時間配分の問題として扱うほうが対処しやすくなります。
上司の武勇伝と、業務の指示は分けて聞く
上司の話には、この二つが混ざっていることがあります。
- 昔はこうやって成果を出した、という経緯の話
- いまこの仕事をどう進めてほしいか、という指示
このうち必要なのは後者だけです。 経緯の部分を全部覚えようとすると消耗するので、 指示に当たる部分が出てきたときだけ手元に控えるという聞き方に切り替えます。
聞いていないと思われないためには、 相づちよりもメモを取る動作のほうが効きます。
切り上げるときは、相手ではなく用件を理由にする
「話が長い」と伝える必要はありません。
区切りたいときは、 自分の側の予定を理由にすると角が立ちにくくなります。
- 次の予定の時刻を先に伝えておく
- 「この件だけ先に確認させてください」と用件に戻す
- 席を立つ必要がある作業を先に入れておく
言い方の具体例は 自分語りをされたときの返し方|角を立てずに流すにまとめました。
年上の相手に多いとされる背景
年齢が上がるほど話が長くなる、と言われることがあります。
ただし、これは個人差の大きい話です。 自分語りするおじさんの心理と、その場での受け流し方で扱っているように、 話す相手が減っていることが理由になっている場合もあります。
年齢でひとくくりにしても対応は変わりません。 目の前の相手が何を求めて話しているのかを見たほうが、 実際の切り上げ方は決めやすくなります。
業務に支障が出ている場合
受け流しの範囲を超えていると感じたときは、別の問題として扱います。
長時間の拘束が続く、 断ると評価に響くという状態が常態化している場合は、 個人の受け流し方で解決する範囲ではありません。
その場合は、記録を残したうえで、 社内の相談窓口や、都道府県労働局の総合労働相談コーナーなど 外部の窓口を使う方法があります。
日常的な付き合い方そのものは 自分語りしかしない人・ばかりする人との付き合い方で扱っています。
まとめ
- 職場の自分語りは、業務時間を削るという点で他の場面と違う
- 上司の話は武勇伝と指示を分けて聞くと負担が減る
- 切り上げるときは、相手ではなく自分の用件を理由にする
- 年齢でひとくくりにしても、対応が決まるわけではない
- 支障が常態化している場合は、受け流しの問題として扱わない