聞き役に回るコツ|自分語りを受け流す技術
この記事は「される側」の話です。 聞き役になることが多く、それで疲れている人に向けて書いています。
自分語りの聞き役を続けていると、 話が終わった後に何も残っていない感覚になることがあります。
これは相手が悪いというより、 聞き方が「全部を受け止める」形になっていることが原因です。
疲れる聞き方と、疲れない聞き方
同じ時間だけ聞いていても、消耗の量は変わります。
| 疲れる聞き方 | 疲れにくい聞き方 | |
|---|---|---|
| 姿勢 | 内容を理解しようとする | 話し終わるまで場を保つ |
| 反応 | 感情を合わせにいく | 事実だけを受け取る |
| 責任 | 解決策を出そうとする | 出さない |
疲れる聞き方の共通点は、相手の話を自分の課題にしていることです。
相手が困った話をすると、 どうにかしてあげたくなります。 ただし自分語りの多くは、解決を求めていません。
相手が求めているものを間違えない
自分語りの大半は、聞いてもらうこと自体が目的です。
そのため、聞き役の側が助言を出すと話が長くなります。 助言に対して「でも」という反論が始まり、 そこからまた説明が続くためです。
助言を出す … 反論が返り、話が伸びる
事実を受け取る … 「そうだったんですね」で一区切りつく
解決しようとしないほうが、結果的に早く終わります。
話す側が何を求めているのかは 自分語りしてしまう心理で扱っています。
聞く時間をあらかじめ決めておく
終わりが見えない状態が、消耗の一番の原因です。
聞き始める前に、自分の中で時間を決めておきます。 30分と決めていれば、その間は聞くことに集中できます。
決めていないと、 「いつ終わるのか」を考えながら聞くことになり、 時間の長さ以上に疲れます。
時間で区切る言い方は 自分語りをされたときの返し方にまとめました。
聞き役を降りてよい場面
続ける必要がない相手もいます。
- 毎回同じ話が繰り返され、自分の反応が影響していない
- 話の後に、自分が責められる形で終わる
- 聞いた内容が、別の場所で話題にされている
この場合、聞き役を続けても関係はよくなりません。
距離の取り方については 自分語りしかしない人・ばかりする人との付き合い方で扱っています。
まとめ
- 疲れるのは、相手の話を自分の課題として受け止めているから
- 自分語りの多くは解決を求めていない。助言を出すと話は伸びる
- 事実だけを受け取り、感情を合わせにいかない
- 聞き始める前に、自分の中で時間を決めておく
- 繰り返しや責める形で終わる相手からは、降りてよい