自分語りをして後悔した夜に|次にどうするか

この記事は「する側」の話です。 話しすぎたと気づいて、いま気まずさが残っている人に向けて書いています。

自分語りをして後悔するのは、 その場では気づかず、後から思い返して気づくことがほとんどです。

飲み会の帰り道や、送信ボタンを押した直後に、 急に場面が再生され始めるという形になります。


後悔しているときに起きていること

思い返しているとき、記憶は正確ではありません。

自分が話した時間は実際より長く感じられ、 相手の表情は、実際より冷たく再生されます。

これは、後悔している最中に共通して起きることです。

  • 話した量を、実際の倍近くに見積もっている
  • 相手の相づちを、我慢の合図として読み直している
  • その場の全員が同じことを思っていたと考えている

多くの場合、相手は翌日には別のことを考えています。

自分語りの後悔は、 相手の記憶ではなく自分の記憶の中で大きくなっていきます。


謝るべきかどうか

結論から言うと、たいていの場合は必要ありません。

翌日に「昨日は自分の話ばかりですみません」と伝えると、 相手はその場面を思い出し直すことになります。 気にしていなかった相手にとっては、 かえって印象に残る形になってしまいます。

謝ったほうがよいのは、次の場合に限られます。

・相手が相談していた場面を、途中から奪ってしまった
・相手が話そうとしていたのを、明確にさえぎった
・その場で相手の表情が変わったのを、自分でも見ている

この場合は、長い説明を足さずに一言だけ伝えるほうが伝わります。


同じことを繰り返さないために

後悔した経験は、行動を変える材料になります。

ただし「もう話さない」と決めると、 今度は話せないほうの悩みに移りやすくなります。 その状態については 自分語りが苦手・できない人で扱っています。

現実的なのは、量そのものではなく順番を変えるやり方です。 具体的な手順は 自分語りの直し方にまとめました。


まとめ

  • 後悔しているとき、話した量も相手の反応も実際より大きく再生されている
  • 相手は翌日には別のことを考えていることがほとんど
  • 謝るべき場面は限られる。むやみに触れると、かえって印象に残る
  • 「もう話さない」と決めると、逆側の悩みに移りやすい
  • 変えるべきは量ではなく、話す順番と置き場所

関連