飲み会で自分の話ばかりになる人|酒の席で起きること
この記事は、聞かされる側と、そう言われた側の両方に向けて書いています。
飲み会になると、普段はそうでもない人が 自分の話ばかりするようになる—— これはよく言われることです。
その理由は人柄より、 その場に用意されている条件のほうにあります。
飲み会で自分の話ばかりになるのは、場の条件がそろうから
同じ人でも、場が変われば話す量は変わります。
飲み会には、話が長くなる条件が最初から入っています。
① 席が固定される … 途中で立てず、相手も選べない
② 時間が長い … 二時間あれば、話題は尽きる
③ 終わりが決まらない… 用件が無いので、区切る理由を作れない
④ 沈黙が気まずい … 誰かが埋めようとする
話題が尽きたあと、いちばん出しやすいのは自分の話です。 調べなくても話せて、間違いようがないためです。 そのため、場が長引くほど自分の話の比率が上がっていきます。
話が長くなる仕組みそのものは 自分語りが止まらない・話が長いと言われる人へで扱っています。
酔うと自分の話ばかりになる、と言われた場合
ここからは、そう言われた側に向けた話です。
お酒の席では、 話し始めるかどうかの判断がふだんより緩くなると言われます。 その結果として起こりやすいのが次の形です。
- 同じ話を、その日のうちに何度か繰り返している
- 相手の反応を確かめる回数が減っている
- 話し始める前の「これは今言うことか」という判断を飛ばしている
問題は話の内容ではなく、量の見当がつかなくなることにあります。 酔うと自分の話ばかりになると言われるのは、 話したいことが増えたからではなく、止める判断が働きにくくなるためです。
対策として現実的なのは、 飲み始める前にその日の話題を一つ決めておくことです。 着地点を先に置いておく考え方は 自分語りをしない方法|どこまで話すかを先に決めるにまとめました。
聞かされる側は、席と時間で調整する
その場で相手を変えるのは難しいので、条件のほうを動かします。
- 席を変える機会をつくる……乾杯後の移動、席替え、飲み物の注文で立つ
- 終わりの時刻を先に言っておく……最初に伝えておくと、途中で抜けても角が立ちません
- 二人きりの配置を避ける……人数が増えると、話す順番が回りやすくなります
受け流し方そのものは 聞き役に回るコツ|自分語りを受け流す技術で扱っています。
翌日まで持ち越さない
飲み会の場は、覚えている量が人によって違います。
話しすぎたと感じて落ち込む人もいれば、 そもそも話した内容を細かく覚えていない人もいます。 同じ場にいても、残っているものが一致しません。
そのため、翌日に細かく謝ったり説明したりすると、 かえって相手に思い出させることになります。 気になる場合の考え方は 自分語りをして後悔した夜に|次にどうするかにまとめました。
まとめ
- 飲み会で自分の話ばかりになるのは、人柄より場の条件による
- 席・時間の長さ・終わりの無さ・沈黙の気まずさがそろって条件になる
- 話題が尽きたとき、いちばん出しやすいのが自分の話
- 酔うと言われる側は、その日の話題を先に一つ決めておく
- 聞かされる側は、相手ではなく席と時間のほうを動かす