自分語りする男の特徴と、女性とで違う出方
この記事は、聞かされている側に向けて書いています。
先に断っておくと、 ここで扱うのはそう語られることが多い、という話です。 性別で人の話し方が決まるわけではありませんし、 それを裏づける根拠があるわけでもありません。
実際には、あとで触れるとおり 性別より場の条件のほうが効いています。
自分語りする男について語られやすい特徴
ネット上で挙げられるのは、おおむね次の三つです。
- 武勇伝の形をとる……過去の成果や困難を、現在の立場の根拠として話す
- 知識の説明になる……相談されたのに、分野の解説が始まる
- 仕事の話に寄る……所属や役割の説明が、自己紹介の中心になる
いずれも共通しているのは、 話の目的が「相手に評価してもらうこと」に寄っているという点です。
ただしこれは、 そう指摘されることが多いというだけで、 男性に固有の性質として確認されたものではありません。
自分語りする女性に指摘されやすい出方
別の形で語られることが多くなります。
- 共感の交換が長くなる……「私も同じで」から自分の経験の紹介が続く
- 経緯の説明が細かくなる……前提の共有として、関係者の事情が入る
これは相手との距離を縮める目的で行われることが多く、 本人には自分の話をした自覚が薄い傾向があります。
ただし受け取る側からすると、 話題が移動したという点では同じ現象になります。
実際に効いているのは場の非対称
性別より、その場での立場の差のほうが影響します。
話が長くなりやすい条件
・途中で止められる可能性が低い立場にある
・聞き手が反応を返さざるを得ない関係にある
・その場を締める役を任されている
この三つが揃うと、 誰であっても話は長くなります。 逆に揃わなければ、 同じ人でも簡潔に話し終えます。
役職や年次による偏りについては 自分語りするおじさんの心理と、その場での受け流し方、 自分語りする上司・先輩への向き合い方で扱いました。
性別で語ることの限界
同じ行為でも、性別によって呼び名が変わることがあります。
同じ長さで経験を話しても、 一方は「熱心」と受け取られ、 もう一方は「話が長い」と評価される—— という非対称が起きることは指摘されています。
そのため「どちらが多いか」という比較は、 行為の量ではなく、周囲の評価の差を測っている可能性があります。 数字の裏づけがない以上、断定はできません。
なぜ人が自分の話をしたくなるのかという背景は 自分語りしてしまう心理|なぜ話したくなるのかにまとめました。
まとめ
- 男性について語られるのは武勇伝・知識の説明・仕事の話という形
- 女性について指摘されるのは共感の交換と経緯の説明という形
- どちらも話題が移動するという点では同じ現象
- 実際に効いているのは性別ではなく、止められない立場かどうかという場の条件
- 「どちらが多いか」の比較は、周囲の評価の差を測っている可能性がある