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やりとりで損をしないための書き方という考え方
仕事で自分語りをしてしまうとき|職場とチャットの場合で書いたとおり、 仕事のやりとりで問題になるのは、話の長さそのものではありません。
相手が次に何をすればいいのか分からないまま終わることが問題になります。
このページは、その状態を書き方の側から立て直す話です。
文字のやりとりは、会話より自分語りが残る
対面の会話なら、長すぎた話はその場で流れていきます。
文字は違います。 送った文章はそのまま残り、相手は最初から最後まで目で追うことになります。
- 前置きが3行あれば、3行ぶん読ませている
- 経緯の説明が長ければ、要件にたどり着くまでの時間がそのまま相手の負担になる
- 読み返せるぶん、「自分の話ばかりだった」と後から気づかれやすい
このサイトで扱っている場面の多くが、実は文字のやりとりです。
- LINEの自分語りが重いと言われるとき
- Xの自分語りリプはなぜ嫌がられるのか
- コメント欄の自分語りはなぜ起きるのか|書く側の心理
仕事の場合、損の出方がはっきりしている
私生活での自分語りは、嫌われるという形で返ってきます。
仕事のやりとりでは、もう少し具体的な形になります。
| 起きること | |
|---|---|
| 返信が遅くなる | 読むのに労力が要る文章は、後回しにされる |
| 確認が増える | 要件が埋もれると、聞き直しが発生する |
| 依頼が減る | やりとりの負担が、その人と組むかどうかの判断に混ざる |
とくに社外の相手とやりとりする立場では、これが仕事量に直接はね返ります。
直す順番は「要件を先に出す」だけでよい
性格や話したい気持ちを変える必要はありません。
順番を入れ替えるだけで、同じ内容が読みやすくなります。
✕ 経緯 → 事情 → 気持ち → 要件
◎ 要件 → 期限 → 必要な背景だけ → (必要なら)事情
自分の事情を書いてはいけない、という話ではありません。 相手が判断するのに要る順で並べる、というだけです。
この考え方は、会話の側では 自分語りの直し方|会話の主語を戻す練習にまとめています。
相手の自分語りに困っている場合
このページは「書く側」の話です。
逆に、取引先や上司の長いメッセージに付き合わされている場合は、 別の対処になります。
- 自分語りする上司・先輩への向き合い方
- 自分語りをされたときの返し方|角を立てずに流す
まとめ
- 文字のやりとりは、送った内容がそのまま残るぶん自分語りが目立つ
- 仕事では返信の遅れ・確認の増加・依頼の減少という形で損が出る
- 直すのは性格ではなく並べる順番。要件を先に出すだけでよい
- 自分の事情を消す必要はなく、相手が判断するのに要る順に置くだけでよい
関連
- 仕事で自分語りをしてしまうとき|職場とチャットの場合
- 自分語りをしない方法|どこまで話すかを先に決める
- 自分語りの直し方|会話の主語を戻す練習